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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

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レバレッジとは?~その②~

FXについて理解する上で、どうしても外すことができないものに
「レバレッジ」があります。

レバレッジはFX特有の仕組みだと思っている方もいるようですが、
株の信用取引や商品先物取引にもあるもので、決して新しい概念ではありません。


外国為替証拠金取引の「証拠金」とは、該当取引を行うための保証金のことですが、
外貨預金などのレバレッジのない外貨投資では、
1ドル/90円の為替レートで1万ドル買う場合、90万円を用意する必要がありますが、
FXのようなレバレッジ取引では、例えばレバレッジ10倍に設定すると、
9万円で一万通貨を購入することができるのです。

そしてこの9万円がこの取引で必要な証拠金となります。


上の例を計算式に置き換えると、
建玉の円換算額(この例では90万円)を証拠金の額(ここでは9万円)で割った数字が
「レバレッジ」ということです。


こうしたレバレッジの特徴を取り上げて
「FX取引は少ない投資資金から始めることができる」
という表現がメリットとしてよく見られ、反面、
「レバレッジをかけて行う取引は危険だ」という記事もよく見ます。



上記の表現はどちらも正解で、このレバレッジという取引の仕組みは
2種類のとらえ方がありますので、それを解説していきます。


①取引必要証拠金をもとにした倍率

取引必要証拠金とは、その通貨を買うのに必要な金額です。


例えば、
1ドル=100円の場合、1万通貨購入すると100万円です。


この100万円が取引額にあたり、
レバレッジ5倍では、取引額の5分の1の証拠金でいいので、
取引必要証拠金は20万円となります。

レバレッジ10倍では、10分の1ですので10万円。
レバレッジ25倍では、25分の1ですので、4万円。


つまり、レバレッジ25倍に設定すれば、
4万円で100万円の取引ができるのです。

ここまでがよく見るレバレッジの説明です。



②運用資金(元本)から考えた倍率

では、次に運用資金(元本)をもとにしてレバレッジを考えてみます。

運用資金とはFX口座へ入金した金額を指します。


例えば、1ドル=100円の時に、レバレッジ25倍設定で、
1万米ドル(1万通貨)を4万円(取引必要証拠金)で買ったとします。


このとき、FX口座へ入金した金額が、100万円の場合、
レバレッジを1倍と考えます。

もともと1万通貨は1ドル=100円の場合、
100万円の取引なので、100万円÷100万円で、1倍。

入金した金額が、20万円ならば、5倍。
入金額が4万円なら25倍と考えることができます。


②の運用資金からレバレッジを考えると、
例え、レバレッジ25倍設定でも、入金額を調節すれば、
どうということはないということが分かります。


なので、本当にリスクを考えなくていけないのは、
設定できるレバレッジではなく 入金額との比較による倍率の方なのです。


レバレッジが25倍であっても、入金金額で調節してしまえば問題なくなります。
当然レバレッジが高い方が多くポジションを持てますので、

例)100万円を入金(ドル円=100円)

◆レバレッジ5倍の場合、取引必要証拠金は20万円ですので、
最大で5万通貨のポジションを保有できます。

◆レバレッジ25倍の場合、取引必要証拠金は4万円ですみますので、
最大で25万通貨のポジションを保有できます。


当然、多くのポジションで取引した方が、
相場が当たった場合の利益は大きくなりますので、
レバレッジを高く設定するとメリットはあります。


結論としてはレバレッジに関しては運用資金と運用枚数の問題になる為、
レバレッジが高いから危険という訳ではなく、
あくまで自身の運用資金と運用枚数の管理が大事である。

また、レバレッジ設定が高くできるところは、
取引(戦略)に幅がでることになりますので、
レバレッジとは利益を上げていくには
欠かせない重要な取引の要素であると考えられます。



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為替相場の変動要因を知ろう!

為替相場の変動要因について書いていきます。

価格変動の根本的な仕組みはとても単純です。
為替相場は買いたい人と売りたい人との需給関係で決まります。

つまり、ドル円相場において、
ドルを買いたい(あるいは、円を売りたい)人が多ければドル円相場は上昇しますし、
ドルを売りたい(あるいは、円を買いたい)人が多ければドル円相場は下落します。


基本的には、為替相場には各国の経済情勢が反映されますが、
実際には必ずしもそうとは限りません。

その時々のうわさや先行きへの期待感・失望感などによって動くことも多々あります。


外国為替相場には、市場に参加する人たちの主観や考え方、心理が反映されています。
多くの人たちによる人気投票の結果が外国為替相場であるとも言えます。
常に情報収集を行い、他の投資家たちがどのようなことを考え、
どのような行動を起こすのかを意識しておくことが大切です。



FXが人気の訳~FXのメリットとは?~


1998年に外為法が改正されて、
個人投資家向けのFXサービスが誕生しましたが、
その流れによって、2000年代初頭からFXを始める
個人投資家が急激に増えていきました。

個人向けの外国為替証拠金取引のサービスを
国内ではじめて提供したのが、
現在のひまわり証券(ダイワフォーチュンズ)で、
その後、数多くのFX取引会社が誕生しました。


FXは株の取引とは違い、取引できる時間が取引所が
開いている間だけに限定されていません。

外国為替は世界中で24時間取引されていますので、
投資対象の通貨によっては「いつでも」取引することが可能です。


それとFXの人気が飛躍的に拡大した理由のひとつに、
標準的なスペックのパソコンとインターネット接続環境があれば、
「どこでも」取引ができるという点があげられます。


現在のFXサービスは、携帯、iPhoneなど、モバイル端末での
取引環境の提供が当たり前のことになっていますので、
FXの「いつでも・どこでも」という特徴は
さらに強化されてきたと言えます。


こうした「いつでも・どこでも」といった
取引のしやすさという特徴を持つFXサービスは、
幅広い層の個人投資家を囲い込むことに成功し、
投資に関心が高い一般サラリーマンから、
投資について何の予備知識を持たない主婦に至るまで、
いろんな層のトレーダーがこのFX取引に参加しています。



FXのメリットを考えていきますと、

FXは自分で自由に通貨の組み合わせを選べて、
レバレッジの倍率も自分で選べる。
という自由な組み合わせで利益を追求していくことができる。


取引時間も基本的に世界中が相手なので24時間の取引が可能。

サラリーマンなど昼間の仕事を持っている人でも、帰宅してから、
夜21時くらいからアメリカのマーケットがオープンし、
一日の中でも一番値動きのある時間帯ですので、
値動きの活発な時間帯での取引ができることが
サラリーマン投資家の多い点として上げられます。


FXを行う副産物として、世界情勢や経済情勢について
詳しくなるというのも、FXを行うメリットですね。


そして、売から入るという戦略を取ることができるのも
FXのメリットとしてあげられます。

外貨預金や現物株式投資であれば買ったものが値上がりするまで
ホールド(保有)という気の長い話ですが、
FXは「買う」ことも「売る」ことも注文ボタンひとつで気軽にできるので、
上昇局面でも下落局面でも積極的に利益追求が行えます。


以上が、FXの代表的なメリットになります。



通貨ペアについて

通貨ペアとは取引を行う通貨の組み合わせです。

株に例えれば「銘柄」にあたります。

FXは1通貨のみを選ぶ取引ではなく、
2通貨間の「為替差益」や「金利差」で利益を得る取引です。



例えば、米ドルと日本円の通貨ペアであればドル/円(USD/JPY)、
英ポンドと日本円であれば英ポンド/円(GBP/JPY)、
ユーロと米ドルであればユーロ/ドル(EUR/USD)となります。



通貨ペアの種類や通貨ペアの組み合わせの数は、FX会社により異なりますが、
主な通貨は以下のとおりです。カッコ内は英字表記です。


● 日本円 (JPY)
● 米ドル (USD)
● ユーロ (EUR)
● 英ポンド (GBP)
● オーストラリアドル (AUD)
● ニュージーランドドル (NZD)
● カナダドル (CAD)
● スイスフラン (CHF)
● 香港ドル (HKD)
● 南アフリカランド (ZAR)



株であれば数百・数千の銘柄があり、初心者はどれを選べば良いか迷いますが、
FXならば上記の通貨の組合わせで考えますと、多くてもせいぜい30通りくらいの
組合わせしかありませんので、そういった選択肢(通貨ペア)が
ある程度限られているのもFX取引のメリットのひとつかも知れません。


投資対象(通貨ペア)が少ないといっても、慣れるまでは
各通貨ペアの一日の値幅(一日にどのくらい値段が上下するのか)や
クセ(この通貨ペアが上がるとこの通貨ペアは下がりやすい)などを
しっかり考察するようにしましょう。


初めのうちは、比較的値動きが落ち着いている日本円、米ドルの組み合わせで、
練習もかねて取引してくのが良いと思います。




レバレッジとは?

レバレッジとは、「テコの原理」を意味する言葉で、
少額の資金で大きな金額を取引できる仕組みです。

FXでは、この『レバレッジ』を使うことによって、
効率的に資金を運用できることがメリットの一つです。


それぞれのFX会社やサービス内容により異なりますが、
レバレッジを効かせることにより証拠金の数倍~25倍もの額に相当する
外貨の為替取引ができます。



仮に為替レートが1ドル=100円とすると、
1万米ドルを取引するために必要な自己資金は

10,000ドル×100円=100万円

となり、本来は100万円の資金が必要となります。(※レバレッジ1倍)



ただ、例えばレバレッジを25倍効かせることで、

10,000ドル×100円÷25倍=4万円


と、実際には100万円の資金が必要なところ、
レバレッジを25倍にする事で、
4万円の資金で1万通貨の取引が可能となります。


しかし、この場合注意をしなければならないのは、
レバレッジをきかせることで、実際よりは少ない資金で投資ができますが、
その分投資資金に対して損益の割合が大きくなる事です。

レバレッジはメリットとデメリット(リスク)の両面を併せ持つことは
十分理解しておきましょう。




        
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