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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

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円高・円安予想時の注文方法

FXで、円高を予想した時と、円安を予想した時は
どのように注文すればよいのかをドル円を例に解説していきます。

まず、FX(為替取引)のレートには「売値」と「買値」が存在します。

下記の参考図ですと、ドル円の売値(BID)は102.170円、
買値(ASK)は102.173円と2つのレートで表示されていますが、
このような表示の仕方を2WAY(ツーウェイ)プライスと言います。




売りたい人は売値の102.170円で、買いたい人は買値の102.173円で
取引をすることができます。

つまり、もしこの時に買おうと思ったら、102.173円で買うことになります。
そして、買ってすぐに売ることができる値段は102.170円なので、
買ったと同時に0.3銭分の損が発生していることになります。


この買値と売値の開きのことをスプレッドと呼び、
このスプレッドがFX会社の利益(手数料)となります。


例えば、参考図のようにスプレッドが0.3銭の場合、
1万通貨の取引をすれば、30円のマイナス(コスト)、
1000通貨の取引をすれば、3円のマイナス(コスト)となります。


つまり、FXではこのようにスプレッド分だけ、マイナスからのスタートとなる為、
スプレッドの狭い業者を選んだ方が取引が有利となります。



数年前にはドル円でも2銭~3銭くらいのスプレッドが当たり前で、
さらに別途手数料を取られたりしていた時から比べますと、
ここ最近は本当にスプレッドが狭くなってきており、
コスト面からも非常に勝ちやすい環境が整ってきました。



では、円高予想の場合、または円安予想の場合、
売値(BID)と買値(ASK)のどちらでエントリーをするかですが、
それぞれ下記のようになります。


◆円高予想の場合 ⇒ 売値(BID)でエントリー

◆円安予想の場合 ⇒ 買値(ASK)でエントリー


つまり、今後円安になると予想した場合は買値でエントリーし、
ポジションを持った後、円安になれば利益が、円高になれば損失が発生します。
そして、持っているポジションを決済することで、損益が確定します。



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