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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

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【FX市況情報】2012年2月7日

本日ここまでは豪ドルの上昇が目立ちました。

12時30分に発表されました豪中銀政策金利が
市場予想の0.25%利下げに対して、
4.25%の据え置きとなったことから、豪ドルが急騰しました。

豪ドル円は一時82.90付近、豪ドル/ドルは1.08台まで上昇し、
その後、やや伸び悩みも見られますが、堅調に推移しています。

ドル円はこれといった材料は特に出ていませんでしたが、
朝方の水準からやや上昇しています。

財務省が発表した昨年10月末から11月初旬にかけての「覆面介入」や、
安住財務相の「投機的な動きから国益を守るために必要ならいかなる措置も取る」といった、
介入に関する発言などが意識され、
買いが優勢となったとの見方も出ています。


尚、ギリシャの債務問題で、追加支援の条件を受け入れるかどうかについて、
昨日が回答の期限とされていましが、未だ回答は出ておらず、
連立与党内の協議を本日行う予定となっていますので、
ロンドン時間に要人発言が出て、ユーロが大きく動く可能性も考えられます。



【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

豪ドル円 > NZドル > ユーロ > ポンド > ドル > 円


【本日のイベント】

20:00 ギリシャ短期国債入札
20:00 独12月鉱工業生産
22:30 加12月住宅建設許可
24:00 バーナンキFRB議長 議会証言
29:00 米12月消費者信用残高


【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】
 
【ドル円】

昨日のドル円は日中に高値で76.79円まで買われましたが、
その後は徐々に上げ幅を消す展開となり、
昨晩は76.51円まで下落しました。

その後76.50~76.60円付近で底堅く推移していましたが、
本日10時過ぎから買いが強まっていき、76.77円まで上昇しましたが、
高値が76.77円で止まったことで、76.80円付近が重く感じます。

この76.80円付近の上値抵抗を突破してくるようですと
77.10円付近までは買われやすいと見ていますが、
逆にここで反転してしまうようですと、
再び現在のレンジ下限と考えられる76.50円付近を
目指す展開が考えられます。



【ユーロ円】

昨日のユーロ円は徐々に売りが強まるような展開で、
99.85円まで売られる場面もありましたが、
大きく崩れることは無く、NY時間に入ってから買い戻され、
朝の寄り付き後の高値100.55円を上回る100.60円まで、
昨晩は上昇する動きとなりました。

昨晩の安値からの反発はユーロドルがちょうど
1.302~1.323付近のレンジ下限で反発したタイミングですので、
今はユーロ円のチャートよりもユーロドルのチャートの方が綺麗ですので、
ユーロドルのチャートも合わせて見る方がわかりやすいと思います。

前述の通りユーロドルは先月末頃から
1.302~1.323のレンジ内の動きとなっていますので、
ここをどちらかにブレイクするまでは
ユーロ円ももみ合いの展開が続きそうですが、
徐々に下値を切り上げる動きとなっていますので、
買いが優勢の展開ではあると思います。

まずは1/31高値と2/3高値の100.87円ラインを
ここから上抜けてくるかに注目していますが、
もし抜けて来るようですと倍返しの101.60円付近を目指す展開が考えられます。

上抜けれずに反転した場合は100.10円付近や昨日の安値99.85円で
サポートされるかに注目しています。


【ポンド円】

昨日のポンド円は欧州時間に入ってから売りが強まり、
一時120.46円まで売られる場面がありましたが、
その後は一転して買いが優勢の展開となり、
昨晩は121.23円まで買われました。

ただ、1/26安値と先週末の高値の121.21円がレジスタンスとなり、
上値を抑えられ、本日午前中に120.99円までやや押し戻されましたが、
その後は再び買い直される展開で、121.21円ラインを上抜く、
121.38円まで昼過ぎに上昇しましたが、高値追いの展開とはならず、
現在は121.20円付近でのもみ合いとなっています。


先程から上値の重い展開にも見え、買いでは入り難いところですが、
簡単に押し戻されないところを見ると、買いも強く、
仮にここから再度高値を上抜けて来るようですと、
1/25高値122.03円を目指す展開が考えられますが、
120.80円付近を割りこむ展開となりますと、
調整が入り易そうですので、その時は注意が必要だと思います。


【豪ドル円】

昨日は夕方ごろから動きがなくなり、
81円後半から82円前半での小動きとなりましたが、
本日昼過ぎの政策金利の結果を受け、
1/26高値82.83円をわずかに上回る82.85円まで急騰しました。

その後も堅調な動きとなっており、82.94円まで高値を伸ばしてきています。

このままさらに高値を追えっていけのか、
もしくは1/26高値とダブルトップのような形になるのかですが、
現時点では特に過熱感もなく、トレンドも上向きの状態ですので、
押し目買いが良いかと思います。

ただ、先週末高値の82.40~82.60円付近では
下値サポートとして機能すると見ていますが、
もしここ割り込んでいく展開となるようですと、
昨日の安値81.86円を目指す展開も考えられます。

上値としては83.20~30円付近、さらに買われるようですと、
介入のあった10/31高値83.93円が上値目標となってきます。

以上、よろしければご参考にして下さい。

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【FX市況情報】2012年2月6日

本日ここまではドル円が76.70台後半まで上昇し、
ユーロドルが1.31台を割り込むなど、
ドルが堅調に推移する展開となりました。

ギリシャの債務問題が、依然として不透明な状況とあって、
リスク回避の流れでドルが買われました。

依然として市場の関心はギリシャ問題に向けられており、
本日早朝にギリシャのパパデモス首相は、
連立政権を組む主要3政党と会談し、
歳出削減については合意したと述べましたが、
IMFとEU、ECBからの追加支援を受け入れるかどうかについては、
合意が得られず6日以降に持ち越しとなっています。

また、ギリシャ与党は、日本時間の6日午後7時までに、
トロイカ調査団に対し追加支援を受け入れるどうかを
回答するよう求められています。


【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

NZドル > 豪ドル > ポンド > ドル > ユーロ > 円


【本日のイベント】

17:00 英1月ハリファックス住宅価格
20:00 独12月製造業受注
23:00 フランス短期国債入札


【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】
 
【ドル円】

週末のドル円は米雇用統計の強い結果を受けて、
76円前半から76.73円まで上昇しました。

高値を付けた後はやや買いが緩み、
76.48円まで下落する場面もありましたが、
買い意欲も強く76.59円で週末は引け、
以前の76.55~78.30円付近のレンジ内に戻してきました。


本日は午前中に売られる場面があり、
76.49円まで下落しましたが、雇用統計後の安値を割り込まずに反発し、
週末の高値をやや上回る76.79円まで上昇しています。

76.50~76.55円の下限ラインを回復したことで、
底堅い動きとなってくるように思えますが、
本日の高値が76.79円と、76.80円付近の上値抵抗も強い事が伺え、
この動きからしばらくは76.50~76.80円付近のレンジの可能性もありそうです。

ここから76.80円付近の上値抵抗を突破できれば、
77.10円付近までは戻し易いと見ていますが、
逆に76.50円付近(週末の雇用統計後の安値76.48円)を
下回ってくるようですと、再び円高圧力が強くなりそうで、
その場合は76.00~76.20円付近までの下落が考えられます。


【ユーロ円】

週末のユーロ円は雇用統計後100.87円まで買われましたが、
1/31高値100.87円を上抜けれずに、100.15円まですぐに反落しましたが、
その後は徐々に買いが入り、週末は100.75円で引けました。

ただ、本日週明けはギリシャ問題でユーロ売りで始まり、
オープンは下窓を空けて100.45円となり、
その後も寄り付き後につけた高値100.55円を越えられず、
ユーロ円は上値の重い動きが続いています。

先程から売りが強まっており、
ちょうど2/1安値99.24円と2/2安値99.61円を結んだ
アップトレンドとの攻防になっていますが、
このまま100円を割れていくような展開となれば、
まずは2/2安値99.61円付近を目指す展開になるように思います。

99.60円付近のサポートは強いと見てますが、
ここをさらに下回って来るようだと、2/1安値99.24円が意識されそうです。

逆にここでサポートされ、反発するようですと、
まずは本日高値100.55円、そして週末の100.87円を
上抜けてこれるかに注目していますが、
15時の時間足の陰線がキツイですので、
現時点では売りに分があると見て、買いは慎重にみていきたいところです。


【ポンド円】

週末のポンド円は直近の2/2高値120.97円を挟んでの
一進一退の攻防になりましたが、引け値は121.11円となり、
120.90~121.00円付近に重なる上値抵抗を抜けてきました。

しかしながら、本日は朝から上値の重い展開となっており、
週末の高値が121.21円と、以前に高値もみ合いとなった
1/26安値121.21円がレジスタンスになったとも考えられます。

121.20円ラインのレジスタンスが強いとなれば、
上値の重い展開となる可能性もありますが、
現時点では底堅い印象で、120.60円付近や
週末安値120.20円付近はサポートが強いと見ていますので、
基本的には押し目買いスタンスが良いように思います。


【豪ドル円】

週末の豪ドル円は雇用統計の強い結果を受けて、買いが強まり、
高値で82.60円まで買われ、82.46円で週末は引けました。

本日は午前中に発表されました小売売上高が
市場予想を下回り、半年ぶりのマイナスとなってことで、
一時売りが強まり、82.02円まで下落しましたが、
82円を割り込まなかったこともあり、その後は買い戻しが入りました。


ただ、明日に政策金利の発表が控えている事もあり、
ここから積極的に上値を追う動きとはなり難そうで、
週末の高値82.60円や1/26高値82.83円が本日は一杯に思います。

トレンドは上向きではありますが、
82.60~82.80円付近の高値が出るようですと、
状況次第では短期売りも良いかもしれません。

以上、よろしければご参考にして下さい。



【FX市況情報】2012年2月3日

本日ここまでは午前中にやや円買いが先行しましたが、
米雇用統計を控えて様子見ムードが支配的となり、
全般的な動きは限定的なものにとどまっています。


【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

NZドル > ポンド > 円 > 豪ドル > ドル > ユーロ


【本日のイベント】

17:55 独1月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏1月非製造業/総合PMI[確報]
18:30 英1月CIPS非製造業PMI(購買担当者指数)
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
21:00 加1月失業率
22:30 米1月雇用統計
24:00 米1月ISM非製造業総合指数

※22時30分に米雇用統計が発表されますが、
1月は季節調整が難しく、事前予想から数字が乖離する可能性が高く、
波乱の可能性もありますので、注意が必要です。


【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】
 
【ドル円】

ドル円は連日下値を切り下げていましたが、
昨日は下値切り下げの動きとはなりませんでした。

しかし、依然上値は重く、76円前半の動きが続いていますが、
今晩の米雇用統計の結果次第では75円台突入、
もしくはここ最近上値を抑えている76.40円を上抜ける展開が考えられます。

直近の安値は2/1の76.02円となっていますが、
ここを割りこんでくるようですと、
75円後半(75.70円付近)までは崩れそうに思い、
そこからさらに介入のあった昨年10月31日安値
75.56円(時間外では75.32円)を目指すかどうか注目です。

逆に強いレジスタンスラインと考えられます
76.40~76.55円を上抜ける展開となりますと、
76.80円付近、さらには77.30円付近まで考えられます。

雇用統計の結果によって、これまでのドル安の流れに
変化がでるのか注目していきたいところです。


【ユーロ円】

昨日のユーロ円は他通貨に比べ、やや荒っぽい動きとなりましたが、
今の動きは1/31高値100.87円と2/1安値99.24円との間での
保合いの動きと考えられます。

そう考えた場合それぞれの目先のブレイクポイントとしては
上が100.45円付近、下が99.90円付近となりますが、
1/31高値100.87円を上抜けるのか、2/1安値99.24円を
下抜けるのかに注目しています。


2/1安値99.24円を下抜ける展開となりますと、
1/16安値97.03円を目指した売りの展開になっていくと見ています。

逆に1/31高値100.87円を上抜ける展開となりますと、
まずは101.25円付近、101.75円付近を目指す展開が考えられます。

雇用統計の結果次第ではありますが、現在のチャートを見る限りでは、
上抜ける可能性の方が高いように思いますが、
ブレイクがダマシになる、上下に振れる荒っぽい展開も考えられますので、
その点は注意しながら見ていきたいところです。


【ポンド円】

昨日のポンド円は昼過ぎからジリ安の展開が続きました。
一時的に買い戻しが入る場面もありましたが、
終始軟調な展開で120.22円まで売られました。

本日はここまで緩やかに上昇していますが、
雇用統計までは120.30~120.70円付近での動きと見ていますが、
ポンド円のポイントとしては上は2/2高値120.97円を抜けてくるのか、
下は面合わせで反発しました1/31安値、2/1安値の119.58円が
ポイントとして考えられます。

日足チャートを見ますと、
2/2高値120.97円付近には一目均衡表の雲や90日移動平均線があり、
2/1安値の119.58円付近には一目均衡表の基準線や20日移動平均線と、
上下ともにレジスタンス、サポートとしては強いものを感じますので、
どちらかに抜ける展開となりますと、抜けた方向に動きやすいと考えられます。
(終値ベースでどうなっているかが重要ではありますが。)

尚、2/2高値120.97円を上抜ける展開となりますと、
121.60円付近、さらには1/25高値122.03円を目指す展開が考えられます。

逆に2/1安値の119.58円付近を下抜ける展開となりますと
119.10円付近や売りが強いようですと118.20円付近まで考えられます。


【豪ドル円】

昨日の豪ドル円は81.30~81.80円付近での動きとなり、
本日ここまでもほぼ同じ様なレンジでの推移となっています。

豪ドル円のポイントとしては
上値が直近の81.85円付近のレジスタンスライン、
下値が1/9安値78.07円と1/16安値78.79円を結んだ
アップトレンド(81.00円付近)か、1/30安値80.50円が考えられます。

豪ドル円は上昇トレンドですので、81.85円を上抜く展開となりますと、
1/26高値82.83円を目指す展開になると見ていますが、
豪ドル/米ドルも合わせて見ておくのがいいように思います。

現在は1.0710付近の推移となっていますが、
昨日の高値が1.0756となっており、
昨年9/1高値1.0764、10/27高値1.0752が
レジスタンスになっていると考えられ、
ここを抜けるか、もしくは反落(調整)してしまうかの
節目にあるように思います。

ここをしっかり上抜けてくるようでしたら、チャートでは
昨年5月と7月に付けました1.10台を目指す展開も考えられます。


尚、豪ドル円が1/30安値80.50円を割りこむ展開となりますと、
79.70円付近や79.40円付近を目指す展開になると見ています。

以上、よろしければご参考にして下さい。


【FX市況情報】2012年2月2日

本日ここまでは目立った動きはみられないものの
午前中には豪ドルが買われる場面がありました。

前日のNY株式市場が堅調に取引を終えて、日経平均が上昇、
アジア株も堅調にスタートしたことや
この日発表されました12月の豪貿易収支が
事前予想よりも黒字額が大幅だったことも好感され、
豪ドル/ドルは一時1.0756レベルと5カ月ぶり高値水準を記録しました。

豪ドル円も一時81.87円まで上昇し、
前日高値を上回る堅調な動きとなりましたが、
午後に入ってからはやや値を削る動きとなっています。


【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

円 > NZドル > ポンド > 豪ドル > ユーロ > ドル


【本日のイベント】

18:30 スペイン国債入札
19:00 フランス国債入札
19:00 ユーロ圏12月生産者物価指数(PPI)
22:30 米新規失業保険申請件数
00:00 バーナンキ米FRB議長、下院予算委員会にて証言


【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】
 
【ドル円】

昨日のドル円はじりじり値を下げる動きとなり、
一時76.02円まで売られましたが、
76円台は何とか維持し、76.35円まで切り返す場面もありました。

ただ、上値も重く、76円前半での動きが続いています。

一度76.55円付近でレジスタンスの確認をしてくるかと見ていましたが、
すでに76.35~76.40円が重く、売りオーダーが下がってきている感じです。

週末の米雇用統計まではジリ安の展開が続くのではないかと見ています。


【ユーロ円】

昨日のユーロ円は一時99.24円まで売られましたが、
欧州時間に入って買いが強まり、すぐに朝の高値を突破し、
さらに買いが強まる展開となり、その後も断続的に買われ、
前日1/31高値100.87円までは届きませんでしたが、
100.69円まで大きく切り返す動きとなりました。

本日は100.20~100.45円の狭いレンジでの動きとなっており、
やや上値が重いようにも見えますが、
昨日の安値からの買い戻しの勢いを考えますと、
短期的には買いが優勢の流れに思えます。


本日のここまでの高値100.45円、昨日の高値100.69円、
また1/31高値100.87円と狭い位置に確認すべき上値抵抗が重なりますが、
まずは朝の高値を上抜け、昨日の100.69円を上抜けて来るかに注目しています。
ここを突破してくる強い買いが入りましたら、
そのままの勢いで上に抜けて来る可能性も高いように思います。

1/31高値100.87円を上抜けていく展開となりますと、
まずは101.25~101.50円(1/30高値101.44円)付近を目指す展開が考えられます。

尚、99.90~100.15円付近のサポートは強いと見ていますが、
ここを割りこんでくるようですと、昨日の安値99.24円を
目指す展開も考えられますので、その時は買いは注意が必要だと思います。



【ポンド円】

昨日のポンド円は119.58円まで下落しましたが、
1/31の安値(3時台)119.58円がサポートとなり、
その後、急反発する動きとなりました。

ポイントとして見ていました1/31高値120.61円ラインを上抜け、
ダブルボトムの完成となり、昨晩の高値は120.97円まで
買われる動きとなりましたが、
その後はやや値を削る動きとなっており、
現在は1/31高値120.61円を挟んだ動きとなっています。

このまま120.61円付近で踏ん張り、昨晩の高値を上抜けてくるようですと、
再度ダブルボトムのターゲット121.60円付近を目指す展開も考えられますが、
逆に120.20~120.30円付近を割りこんでくる動きとなりますと、
流れは売りに傾きやすくなり、119.58円付近を目指す展開が考えられます。


【豪ドル円】

昨日の豪ドル円は1/30安値80.50円のサポート、
また、1/9安値78.07円と1/16安値78.79円を結んだ
アップトレンドのサポートを受け、その後反発する動きとなり、
昨晩は81.85円まで買われました。

本日午前中にその高値をわずかに上回る81.87円を付けましたが、
どんどん買われる展開とはならず、1/31高値81.51円が
下値サポートになっているような、
81.45~81.95円付近でのレンジでの推移となっています。

このレンジを下抜け、81.30円付近を下回ってきますと、
ムードは悪くなりそうですが、現時点では81.45円のレンジ下限を
下値サポートとして、81.95円の高値を抜いてくるイメージでいます。

81.95円の高値を抜いて、82円台に乗せてくるようですと、、
1/31高値81.51円から昨日の安値80.55円の倍返しである
82.50円付近、さらには1/26高値82.83円を目指す展開も考えられます。


以上、よろしければご参考にして下さい。


【FX市況情報】2012年1月31日

本日ここまでは再びドル安、円買いの流れがでており、
ドル円は午後に入ってから76.16円まで下落し、
10月31日以来、3カ月ぶりの安値を更新しました。

午前中は、海外市場で下落した後の買い戻しも入り、
一時は76円台半ば近くまで回復する場面もありましたが、
月末要因の輸出筋の売りが出ているほか、
ユーロ買い・ドル売りの動きが強まったことで、
午後は徐々に上値が重くなり、下押す要因となりました。

ユーロは、欧州連合(EU)首脳会議の後に
パパデモス・ギリシャ首相が債務減免交渉で
「大きな進展があった」と発言したことなどを材料に
買い戻しが入り、一時1.3198ドルまで上昇しました。


【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

円 > ユーロ > NZドル > 豪ドル > ポンド > ドル


【本日のイベント】

16:00 独12月小売売上高指数
17:55 独1月雇用統計
18:30 英12月消費者信用残高、住宅証券融資残高、住宅ローン承認件数
19:00 ユーロ圏12月失業率
19:00 日1月外国為替平衡操作[為替介入]実施状況
22:30 加11月GDP
23:00 米11月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:45 米1月シカゴ購買部協会景気指数
24:00 米1月消費者信頼感指数


【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】

【ドル円】

昨日のドル円は76.55円のレンジ下限をNY時間に割り込み、
その後は76.21円まで売られました。

76.21円の安値を付けた後、やや買い戻しが入り76.41円まで
戻す場面もありましたが、上値は重く、本日午後に入ってから
昨晩の安値を更新する76.16円まで売られました。

強い76.55円のサポートライン下抜けとなりましたので、
76.55円付近をレジスタンスとして考えての戻り売り相場だと考えられ、
足元では介入警戒感もあり、76円手前では
売りが抑制されることが考えられますが、
流れとしては昨年10/31安値75.56円を目指す展開が考えられますが、
ただ、先週25日高値からすでに2円の下落となっていますので、
手の出しにくいところではあります。

尚、76.55円を回復してくるようですと、76.80円付近や
77.00円付近までの上昇も考えられます。


【ユーロ円】

昨晩のユーロ円は先週末の安値100.58円を割り込むと、
一時99.98円まで下落しました。

その後何度か100円割れ(安値更新)を試す動きも見られましたが、
100.00円付近のサポートは強く、徐々に買い戻される動きとなっています。

ただ、現時点では買い戻しの角度も緩く、
先週末28日安値100.58円が上値を抑えているように見え、
ここで反転していくようですと、昨晩の安値99.98円を目指す展開が考えられます。

また1/26高値102.19円と1/30高値101.44円を結んだ
ダウントレンドが100.70円(切り下げ)付近に位置していますので、
28日安値100.58円を上抜けた場合でも、
ここがレジスタンスとなることも考えられます。

101.20円付近を上抜けて来る展開となれば、買いが強まりそうですが、
まずは100.58~100.70円付近の上値抵抗を突破できるか、
またここで反落してしまうのかに注目していますが、
現在の重い動きをみると、戻り売りが優勢に思えます。

尚、昨晩の安値99.98円を割り込む展開となりますと、
99.25~99.40円付近を目指す展開を想定しています。

昨日も書きましたが、1/16安値97.03円と
1/26高値102.20円の調整幅(フィボナッチ)は下記も考えられます。

38.2%押し 100.23円(達成)
50.0%押し  99.62円
61.8%押し  99.01円


【ポンド円】

昨日のポンド円は週末28日安値120.00円がサポートとなり、
一時反発する動きも見られましたが、すぐに売り直され、
120.00円ラインを割りこむと、売りが強まり、119.58円まで下落しました。

これで1/14安値117.27円から1/25高値122.03円までの上昇幅の
50.0%押しである119.65円を達成し、そこからは買い戻しが入り、
現在は120円付近での推移となっています。

120.00円を回復してきましたが、上値の重そうな動きで、
再度下押しすることも考えられます。

再び売り優勢の展開となった場合は昨晩の安値119.58円や、
その下119.10~119.35円付近までの下落も考えられます。

逆に120.35円付近を上抜けていく展開となりますと、
120.70円付近までの上昇が考えられます。

120.70円付近を突破してくようですと、
121.20円付近を目指して買いが強くなりそうですが、
今のところは売りが優勢と見ています。


【豪ドル円】

豪ドル円は昨晩の安値が80.50円までとなり、
1/9安値78.07円と1/26高値82.83円までの上昇に対する
50.0%押し80.45円までわずかに届きませんでしたが、
安値を付けてからは徐々に買い戻しが入る展開となりました。

午前9時半過ぎに1/26高値82.82円と1/27高値82.13円を結んだ
ワーク済み(3点確認)のダウントレンドをブレイクし、
81.19円まで買われる場面もありましたが、
その後は81円前半での動きが続いています。

ワーク済のトレンドをブレイクしたことで、
これに対するトレンドターゲット(上値目標値)は
81.60円付近となり、午前中の81.19円を上抜けていく展開となりますと、
可能性としては考えられますが、
今の上値の重い展開では手を出しにくく感じます。

尚、トレンドターゲットである81.60円付近を取った後も、
さらに上値追いの展開となり、昨日の高値81.73円を上抜けてくるようですと、
再び買いの流れになってくると見ています。

以上、よろしければご参考にして下さい。