【FX市況情報】2012年1月26日 FX市況情報 2012年01月26日 昨晩のNY市場はFOMCの結果を受けてドル安が進みましたが、 本日ここまでの東京市場もドル安圏でのもみ合いとなっています。 ドル円は77円台後半での値動きとなり、 ユーロドルは1.31割れを見せる場面もありましたが、 その後1.31台を回復してもみあいとなっています。 【主要通貨の過去5日間平均トレンド】 豪ドル > NZドル > ユーロ > ポンド > ドル > 円 【本日のイベント】 16:00 独2月GFK消費者信頼感調査 17:30 香港12月貿易収支 19:00 イタリア国債入札 20:30 独・スペイン首脳会談 22:30 米新規失業保険申請件数 22:30 米12月耐久財受注 24:00 米12月新築住宅販売件数 24:00 米12月景気先行指数 【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】 【ドル円】 昨日のドル円はFOMC発表前に78.28円まで上昇し、 昨年11月、12月の上値抵抗ラインを試しにいきましたが、 上抜ける事はできず、その後はFOMCを受けて、ドル安が進み、 安値で77.55円まで下落しました。 本日昼過ぎまでは77.70~77.80付近で動いていましたが、 徐々に売りが強くなり、先程昨晩の安値を下回る 77.51円まで下落しています。 ドル安の流れとなっており上値は重い展開が考えられますが、 直近のレンジの上限となっいた77.30円を下回ってくるまでは 押し目買いスタンスで考えています。 77.30円を下回る動きとなりますと、売る優勢の流れが考えられ、 77円割れの可能性も考えられます。 【ユーロ円】 ユーロ円は本日102円手前の101.96円まで買われましたが、 102円を手前にして上値の重そうな動きとなり、 現在は101.65円付近と高値からやや調整が入っています。 流れは押し目買いと考えますが、まずは101.15円付近、 または昨晩の22時台の安値100.97円付近までの調整が入りそうに思います。 昨日も書きましたが、ここ最近は欧州時間から 買われていくケースが多いですので、売りは十分注意が必要です。 昨晩の100.97円のボトムから100.80円くらいまでは 下値サポートが堅いと見ていますが、 その付近で反転の動きがありますと、再度上値を試す展開が考えられ、 102円台に乗せてくるようですと、102.30~102.50円くらいまでの 上値追いの展開も考えられます。 ただ、短期的には過熱感のある相場ですので、 調整(売り)の勢いがそれまでの上昇の動きによりも強い場合は、 買いは慎重になった方が良いと思います。 【ポンド円】 昨日のポンド円は20時台に高値122.03円を付けた後、 昨年末にブレイクした10/6安値と11/24安値を結んだアップトレンドが レジスタンスとして上値を抑え、その後121.21円まで売られましたが、 121円前半での押し目買い意欲は強く、 再び122円手前の121.97円まで買われる等、 121円前半から122円での高値もみ合いとなりました。 本日もその様な動きとなっており、 つい先程も121.41円まで緩やかに下落した後、 買いが入り、現在は121.70円付近まで上昇してきました。 ここ最近は東京市場で横ばい、もしくは緩やかな調整が入った後、 欧州時間で買われるケースが目立ちますが、 本日も同じ様な動きとなっています。 ここからは昨日の高値122.03円や 前述の10/6安値からのアップトレンドのレジスタンスラインとの 攻防が考えられますが、122.20円付近を突破してくるようですと、 昨年12月に上値を抑えた122.70円付近を伺う展開も考えられます。 120.70円を下回るまでは買い優勢の展開が想定されますが、 しかしながら、ここまでこれといった押しが入らずに上昇しており、 このまま122.70円付近を試した場合はそこで息切れし、 上値を抑えられる可能性が高いと見ています。 【豪ドル円】 昨日の豪ドル円はFOMCを受けて買いが強まり、 昨日は82.45円(高値)まで買われましたが、 本日もここまで、82円半ばで堅調な動きとなっており、 先程82.64円まで上値を伸ばしてきています。 ここまで来ますと、昨年10/31の介入時の高値 83.93円も意識されるところですが、 昨年9/1高値82.81円もあり、82円後半を一気に 上抜けていくのは難しいと考え、 82.20円から81.80円位の押しを待ちたいところです。 以上、よろしければご参考にして下さい。 PR