【FX市況情報】2012年1月20日 FX市況情報 2012年01月20日 本日ここまでの動きは、日経平均は100円超の上昇、 アジア株も全般に堅調に推移していることで クロス円は底堅い動きとなっています。 【主要通貨の過去5日間平均トレンド】 ユーロ > NZドル > 豪ドル > ポンド > 円 > ドル 【本日のイベント】 18:30 英12月小売売上高 21:00 加12月消費者物価指数(CPI) 24:00 米12月中古住宅販売件数 G20財務相代理会合(メキシコ・シティ、最終日) 【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】 【ドル円】 昨晩のドル円はここ数日上値を抑えていた77.85円付近の レジスタンスラインを突破すると、買いが強まり、 1/6高値77.33円に迫る77.31円まで上昇しました。 高値を付けてからは本日午前中に77.04円まで売られましたが、 77.00円を前にしばらくもみ合ってから、 先程から再び買いが強まっている状況を考えますと、 77円付近が堅くなってきている印象で、 77.00~77.30円のレンジで本日は動くと見ています。 ここから1/6高値77.33円を突破してくる動きとなりますと、 77.50~77.60円付近までの上昇が考えられますが、 ここは以前節目となっていたラインでもありますので、 簡単に上抜ける事はできないと見ております。 【ユーロ円】 昨日のユーロ円は1/13高値を上抜けてきてから徐々に買いが強まり、 まずは99.20円付近まで上昇し、99円前半でしばらくもみ合った後に、 再び高値追いの展開となると、昨晩の時点では100.40円まで買われました。 本日、ここまでも高値もみ合いの展開となっていましたが、 先程、100.32円の高値をつけています。 これは年明け1/4高値100.30円や、 12/2高値105.67円から1/16安値97.03円の下落に対する 38.2%戻しライン(100.33円)と重なってくるところでもあり、 短期的な過熱感もでていることで、ここが上値抵抗として 機能したと考えられます。 再度高値を抜いて来るようだと、昨年10/4安値100.74円が まずは考えられますが、まずは一度調整を入れると見ています。 下値のポイントとしては99.40~99.55円付近、 さらには98.90~99.10円付近がサポートとして考えられ、 また、しばらく横ばいの動きが続いた後か、 もしくは緩い下落が続いた後に強い買いの動きがでますと、 そこが買いのポイントになると見てます。 【ポンド円】 昨日のポンド円は118.30円~118.60円のレンジで、 日中はもみ合いましたが、欧州時間に入り、 レンジを上抜けてからは買いが強まり、 1/11高値119.10円をはるかに上回る119.71円まで買われました。 また、本日東京時間では119.30~119.50円のもみ合いの後、 先程昨晩の高値をわずかに更新する119.77円まで買われましたが、 ただ、高値を追う動きとはならずに、現在は失速しています。 ポンド円の下値サポートとしては119.05~119.20円付近が考えられ、 その下は昨日の日中のレンジ上限118.60円付近が考えられます。 尚、再度高値を突破してくる動きとなりますと、 1/4高値120.19円付近が目先の上値目標として考えられます。 ※また10/31高値と12/22高値を結んだダウントレンドも 120.20円付近に位置しています。 【豪ドル円】 昨日の豪ドル円は午前中の弱い雇用統計の結果を受けて、 79.60円まで下落しましたが、欧州時間に入ってから 買いが徐々に入りましたが、 1/17高値80.10円、1/19高値80.18円を前にして、 上値を抑えられることとなりましたが、 再び買いが強まり12/2高値80.50円を試す展開となりました。 ただ、本日ここまでの高値が80.57円となっており、 朝の80.15円を割れてくる展開となりますと、 79.70円付近まで崩れる可能性が考えられます。 逆に高値を追う展開となるようですと、 80.90円付近が目先の上値目標として考えられます。 大きくターゲットを取りますと81.40円付近というのもありますが、 現時点ではそこまで取りに来るのは難しいように思います。 PR