【FX市況情報】2012年1月18日 FX市況情報 2012年01月18日 本日ここまでの動きは目立った材料はなく、 ショートカバーでユーロが緩やかに買われました。 ユーロドルは1.27台前半でのもみ合いから1.2780近辺へ、 ユーロ円は97.70近辺から98円台乗せへとジリ高の動きとなりました。 また、日経平均が揉み合いから次第に買いが優勢となり、 一時100円超高と、ユーロ買いを後押ししましたが、 引けにかけて、やや値を崩したことで、 ユーロ円は再び97円後半へと押し戻されています。 【主要通貨の過去5日間平均トレンド】 豪ドル > NZドル > ユーロ > 円 > ポンド > ドル 【本日のイベント】 18:30 英12月失業率 19:15 ドイツ2年債入札 19:30 ポルトガル短期証券入札 21:00 米MBA住宅ローン申請指数 22:30 米12月生産者物価指数 23:15 米12月鉱工業生産 24:00 米1月NAHB住宅市場指数 【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】 【ドル円】 昨日のドル円は一時76.55円まで下落しましたが、 なかなかこの付近の強い下値支持を突破できず、 すぐに76.80円付近へと買い戻されました。 その後76.80円付近でもみ合いましたが、 76.80円も重くなっており、76.65円まで本日は売られています。 下値を徐々に切り下げてはいますが、 なかなか下抜けれない状況を考えますと、 76.50~77.00円付近のレンジ、 もしくは76.50~77.35円付近のレンジと考えて、 トレンドは下向きで売り優勢となっていますので、 しっかり引きつけてから戻りを売った方がいいように思います。 また、76.50~76.60円の動きには注目しておきたいところです。 【ユーロ円】 昨日のユーロ円は朝からの強い買い戻しの流れを継続し、 98.31円まで買われましたが、上値抵抗と考えられる 98.10~98.30円を突破するまでには至らず、 高値を付けてからは97.65円まで急落する動きとなりました。 本日ここまでの高値は98.05円となっており、 98円台が重いようにも感じますが、97.60円付近を下抜けなければ、 特に下攻めの動きとはなり難いと思いますので、 現時点では買い戻しを警戒していく必要がありそうです。 昨日の高値98.30円付近が上値抵抗として考えられますが、 ここを上抜けていく展開となりますと、 1/13高値98.79円を目指した展開が考えられますので、 その時は売りは注意が必要だと思います。 売りで仕掛ける場合は下値サポートと考えられます97.60円付近を 下抜けた時に97.10円付近を狙っていくか、 (※97.40円付近はやや堅そうです。) もしくは十分引きつけてからの方が本日は良いように思います。 【ポンド円】 昨晩のポンド円は118.26円まで一時買われましたが、 この高値が1/4高値120.18円からなるダウントレンドや 1/9安値118.25円に抑えられ、反落する動きとなりました。 本日ここまでの安値が117.54円となっており、 現在118.80円付近まで買われているところを見ると、 117.50円付近のサポートも強いように感じます。 ポンド円はここ数日ずっと横ばいの動きとなっていますので、 このまま1/14安値117.27円の下限ラインと 昨晩の1/17高値118.26円の上限ラインの間で推移するのか、 もしくはどちらかに放れて来るのかに注目しています。 現時点では引き続き118円前半での戻り売りをイメージしています。 【豪ドル円】 昨日は朝から買いの流れで19時台に80.11円まで買われました。 これまで上値を抑えてきた79.70ラインを上抜けたことで、 もう少ししっかりするかと思いましたが、 周りのムードが弱かったとこもあり、 高値をどんどん追っていく展開とはなりませんでした。 ただ、79.50円ではしっかりしている印象で、 79.50円を下値サポートと考えて、押し目買いとも考えられますが、 昨日の引け値ベースで直近の高値を維持できていなかったことで、 買いで入る不安もあります。 難しいところではありますが、まずは79.50円を維持できるか。 また昨日の高値80.11円を試して来れるかに注目していますが、 下の79.40~79.50円付近を割れて来る展開となりますと、 ムードが変わってきそうですので、その時は注意が必要だと思います。 以上、よろしければご参考にして下さい。 PR