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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

【FX市況情報】2012年1月11日

本日ここまではややドル高が進む展開となりました。

特に材料視されるものもなかったですが、
ユーロドルには新規の売りが入ってくるといい、
ユーロドルにつられる形でドル高が進みました。

ユーロドルは一時1.2728まで下げ幅を広げ、
ドル円はユーロ安、ドル高が進んだことで、
76円後半でしっかりの動きとなっています。


【主要通貨の過去5日間平均トレンド】

NZドル > ドル > 円 > ポンド > 豪ドル > ユーロ


【本日のイベント】
18:30 英11月商品貿易収支
19:15 独5年債入札
21:00 メルケル独首相、モンティ伊首相と会談
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
03:00 米10年債入札
28:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]公表


※本日の注目は19時15分のドイツ5年債入札と翌4時のベージュブックです。
ドイツ5年債入札は好調な結果が予想されていますが、結果には注意が必要です。



【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】

【ドル円】

ドル円は昨日は下抜けを感じさせるチャートではありましたが、
注目していました76.75円ラインの抵抗は強く、
下抜けることなく、逆にやや上抜ける動きとなっています。

現在は1/6高値77.33円を目指す展開が考えられますが、
ただ、77円前半での実需の売りも強いと考えられますので、
77.10~77.30付近での戻り売りスタンスで見ています。

尚、買い戻しの力が弱く、1/9から下値のサポートとなっている
76.75円ラインを明確に割ってくるようですと、(1/4安値76.60円付近は抵抗)
目先の下値は76.20~76.30円付近まであると見ています。

※1/4安値76.60円割れの下値目標値は75.87円。


【ユーロ円】

ユーロ円は昨晩の戻り高値が98.45円となっており、
12/21高値102.53円と1/9安値97.27円までの下落に対する
23.6%戻し98.51円をほぼ取りに来ましたが、
その後は反転する動きとなり、本日墓前中には
再び98円を割れる動きも見せています。

現在は98.30~98.50円付近の上値が重そうなチャートですが、
本日の安値97.92円が昨夕の安値97.95円付近で止まったように
下値も97.80~97.95円付近では底堅い動きとなっています。

今晩は独伊首脳会談、ドイツ5年債入札とイベントが控えていますが、
特に材料視されるような結果とならなければ、
明日にECB理事会が控えていますので、
97.90~98.50付近でのもみ合いを想定しています。

ただ、昨晩の高値98.45円ラインを上抜けていく展開となった場合は
倍返しの98.95円付近まで。

逆に本日安値97.92円ラインを下抜けていく展開となった場合は
目先は97.65円付近を目指す展開が考えられ、
場合によっては1/9安値を試しにいくことも考えられますので、
本日安値割れの場合は特に注意が必要だと思います。


【ポンド円】

昨日のポンド円は118.71円~119.05円の終始小動きでした。

本日ここまでもほとんど動きがありませんが、
現在注目している1/4高値120.18円からのダウントレンドが
徐々に切り下げてきており、現在は119.15~119.20円付近に位置しています。

このダウントレンドでレジスタンスの確認から
反転の動きとなれば、良い売り場になると見ていますが、
すでに119.00円付近での上値が重そうな印象でもあります。


ポンド円は119円付近まで引き付けてと考えていますが、
先に昨日の安値118.71円を明確に下抜けてくるようですと、
1/9安値118.24円を目指す展開が考えられますので、
上下ラインともに注目しておきたいところです。

尚、1/4高値からのダウントレンドをブレイクした場合、
買い戻しが優勢となりそうですが、
119.45円付近も強い上値抵抗があると見ています。


【豪ドル円】

昨日の豪ドルは11/25安値からのアップトレンドで、
17時ごろに一度レジスタンスとなったような動きを見せましたが、
すぐにトレンドに回復する動きを見せ、79.50円まで上昇しました。

ただ、79.50~79.70円の上値抵抗にぶつかった感じで、
その後は売り直される展開となり、本日朝方に78.91円まで下落しました。

現在は78.10~79.60円付近でのレンジで見ていますが、
本日79円を割り込んだところではしっかりだったこともあり、
(1/4高値79.70円からのダウントレンドのサポート)
難しいところですが、豪ドル円は押し目買い有利のように感じます。

もし売るにしても十分に引きつけて、短期で臨むのが良いかと思います。

尚、1/4高値79.70円を上抜ける展開となりますと、
12/2高値80.50円付近を目指す動きとなりそうです。


以上、よろしければご参考にして下さい。


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