【FX市況情報】2011年10月4日 FX市況情報 2011年10月04日 ドル円は本日のここまでの高値が76.73円となっており、 昨晩から続く76.50~76.70円のレンジに収まっています。 ここまでは動きはありませんでしたが、 16時00分からEU財務相会合が予定されており、 ギリシャ問題の行方に関する思惑、発言等で 大きく動く可能性もあります。 また今晩は22時00分からトリシェECB総裁の議会証言、 23時00分からバーナンキFRB議長の議会証言も予定されており、 発言内容次第で乱高下する可能性もありますので、注意する必要があります。 ■その他クロス円について ユーロ円は早朝にユーロ圏財務相会合を終えた ユンケル・ユーログループ議長が、 「10月13日の予定されていたユーロ圏財務相会合を中止」と 発言したことで、ギリシャ向け第1次支援・第6弾の融資実行は 13日のユーロ圏財務相会合で決まると観測されていたこともあり、 市場に疑心暗鬼が広がり、ユーロ円は100.70台まで下落しました。 ただ、その後は売られ過ぎ感もあり、東京市場ではじりじりと 値を戻す動きとなりました。 豪ドル円はRBA(豪中央銀行)が政策金利を 現行の4.75%に据え置いたと発表した際の声明文で、 「CPI改定値でコアインフレの上昇が当初より 小幅なことを示すだろう。」としたことで 市場の一部では来月の利下げの可能性が出てきたとして 豪ドル売りの反応となり、一時72円47銭と昨年5月以来の安値を付けました。 PR