【FX市況情報】2011年12月23日 FX市況情報 2011年12月23日 本日は昼ごろまでは昨晩からの流れを受けて、 アジア株が堅調な動きを見せたことで、 ややドル安の動きとなっていましたが、 あくまでポジション調整の範囲内で、 東京市場が祝日で休場ということや、 明日からのクリスマス休暇を前に、 全体的に落ち着いた動きとなっています。 【主要通貨の過去5日間平均トレンド】 NZドル > 豪ドル > ポンド > ユーロ > ドル > 円 【本日のここからのイベント】 22:30 加10月GDP 22:30 米11月耐久財受注 22:30 米11月個人所得/個人支出 24:00 米11月新築住宅販売件数 【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】 【ドル円】 昨晩の高値が78.20円とこれまで上値を抑えていた 78.15円をわずかに抜き、また本日朝方にも 78.22円の高値を付けましたが、 結局11/29高値78.28円を試すことなく、 78.00円台に押し戻されています。 ここまでドル円は緩やかな上昇を続けており、 押し目買いの流れではありますが、上値は重い印象で、 ここ数日の下値サポートラインとして考えられます78円の節目のサポートを 下抜ける展開には注意が必要だと思います。 下抜けの展開となった場合には77.60~77.80円付近までの 下落も考えておきたいです。 【ユーロ円】 12/15に安値をつけてからは徐々に下値を切り上げる展開となっており、 短期トレンドは上向きとなってきていますが、 12/21高値102.54円の高値と昨日の高値102.35円を結んだダウントレンドに、 つい先程の高値が抑えられる形となっており、 まずはこのダウントレンドを上抜けるかに注目です。 ここで上抜けて来るようですと、 昨日の高値や12/21高値が目先の上値目標となりそうですが、 ここでダウントレンドを上抜けられずに反落するようですと、 また下のサポート101.60~101.80円付近を試す展開が考えられます。 ただ、上抜けた場合も今はクリスマス休暇前で、 特に材料もない状態ではどんどん買い進まれる展開は考え難いですので、 短期決済が良いかと思います。 尚、下値のサポートはしっかりしている印象で、 このサポート付近での押し目(反転)が買いのポイントとして見ていますが、 その分サポートを下抜ける展開、 特に12/21安値101.43円を下抜ける展開には注意したいところです。 【ポンド円】 ポンド円は非常にしっかりしていますが、 12/2高値122.63円付近でずっともみ合っており、 なかなか上抜けていかないところを見ると、上値の重さを感じます。 12/2高値122.63円をネックラインとした場合の上値ターゲットは N計算値で123.60円付近、倍返しで125.00円付近となり、 このまま昨日の高値を上抜けた場合は目先123.40~123.60円も考えられますが、 ただ、このままでは買いが続くのは難しいとも考えられ、、 一度121.80~122.10円くらいまで押しが入ったところを 押し目買いとしたいところです。 尚、121.50円付近を割れる展開の場合は買いは警戒が必要だと思います。 【豪ドル円】 豪ドル円は12/20安値からのアップトレンドに沿いながら上昇してきており、 つい先程の安値もこのトレンドにサポートされています。 ここからは午前中につけた79.49円を このまま上抜けることができるかに注目しています。 上抜けた場合は12/8高値80.12円までの往って来いや、 さらには12/22高値79.35円から12/22安値78.22円への 下落幅の倍返し80.45円付近も考えられますが、 79.70~79.80円付近はやや重いのではないかと見ています。 尚、12/20安値からのアップトレンド(79.20円付近)を明確に割りこむようだと、 目先は78.70~78.90円くらいまでの調整が入ることも考えられます。 PR