【FX市況情報】2011年10月27日 FX市況情報 2011年10月27日 昨晩のNY市場では、序盤はギリシャ債のヘアカットに関して、 民間銀行との調整が難航しているとの報道もあり、 リスク回避の動きが優勢となりましたが、 しかし、後半になってEU外交官の話として、 「中国がユーロ圏救済基金に投資することで合意した」との一部報道や、 EUサミットにおいて、域内の銀行の自己資本比率を9%にすることで合意したことから、 欧州の金融システムに対する不安心理が緩和し、買戻しが優勢となりました。 本日は下記のように日銀金融政策決定会合や白川日銀総裁の定例記者会見が控えており、 重要な発表が無ければ、円高傾向の継続ということで大きな変化はないと思われますが、 仮に金融緩和策が発表されれば、円安方向も想定されますので、 ■09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに結果公表] ■15:00 日銀、経済・物価情勢の展望[展望リポート] ■15:30 白川日銀総裁、記者会見 尚、昨日安住務相が、「EU首脳会議が為替の動きを変えるよう望む」との発言があり、 政府による介入実施には未だ後退的との見方がありますが、 一方で8月4日の日銀金融政策決定会合の日に単独介入が実施された経緯もありますので、 ストップロスは必ず入れるようにして頂き、 デイトレ可能な方は、特に相場の動きに変化がないか注意して下さい。 PR