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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

【来週の為替相場見通し(4月7日~4月11日)】

今週はウクライナ情勢や中国経済鈍化など、
ここしばらく重石になっていた材料が落ち着いてきたことで
円安の動きが優勢でした。

また、4月相場のスタートとあって、新規投資の動きも下支えとなり、
日経平均は1万5千円台を回復、米S&P500指数が最高値を更新する
動きとなり、リスク選好の動きが円安を後押し、
一時104円台を回復する場面もありました。


そして、注目の3月米雇用統計は、
非農業部門雇用者数の伸びが19.2万人増、失業率は6.7%でした。
雇用者数は、市場予想にやや届かなかったものの、
2月・1月分が上方修正されており、これまでの改善傾向は
継続していましたが、米株に利益確定売りが強まったことで
円相場も徐々に調整の動きが強まりました。


尚、10日のECB理事会では政策変更は無かったものの、
ドラギ総裁の会見では追加緩和の可能性を強調していたこともあり、
市場はユーロ安の反応となりました。



7日(月)
上海市場は清明節で休場
セントルイス連銀総裁、講演
インド下院総選挙

8日(火)
日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁、記者会見
日本国際収支(2月)
英鉱工業生産・製造業生産高(2月)
フィラデルフィア連銀総裁・ミネアポリス連銀総裁、講演

9日(水)
米FOMC議事録
タルーロFRB理事・NY連銀総裁・シカゴ連銀総裁、講演

10日(木)
豪雇用統計(3月)
ECB月報
英中銀政策金利
米新規失業保険申請件数(5日までの周)

11日(金)
日銀議事録
中国消費者物価・生産者物価(3月)
米生産者物価(3月)
G20財務相・中銀総裁会議
IMF・世銀総会


ここしばらくのドル円相場は、米雇用統計前後に高値をつけ易く、
今後3日に付けました高値104.12円を超えてこれるのか、
引き続き米雇用統計前後の高値が残る動きとなるのか注目となります。


来週の注目はまず7-8日の日銀金融政策決定会合です。
追加緩和は消費税増税による4-6月期GDPへの影響が
おおまかに判明してくる7月以降との見方が強く、
今回の日銀会合では現状の金融政策の維持が予想されています。

仮に「現状維持」となった場合は失望による円高の動きが考えられます。

また、その後の黒田日銀総裁の会見で金融緩和に言及するか否かにも
注目となりそうです。

ただ、いずれ追加の金融緩和に踏み込むとの期待が多いため、
仮に調整が入ったとしても下値は限定的で、
円相場は底堅い動きとなることが考えられます。


来週のその他のイベントとしては
欧州中銀(ECB)の幹部による講演などが相次いで予定されています。。
前週にはドラギECB総裁が先行きの追加緩和を示唆していたこともあり、
緩和強化の思惑がユーロの戻り売り要因となることが考えられます。

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