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FXチャンピオントレーダー 天羽義治のブログ

FXコンテストNO.1のFXトレーダー天羽義治がFXトレードについて、初心者にもわかり やすく解説します。

【来週の為替相場見通し(5月19日~5月23日)】

今週は週末にかけ株安、円高の動きが進展しました。

米欧株は週央にかけてダウ平均や独DAX指数などが
連日最高値を更新する強い動きがみられました。

しかし週半ばからは、高値警戒感もあって次第に神経質な値動きとなり、
ウクライナ東部で戦闘が激化していることが嫌気され、
利益確定を急ぐ動きも散見されました。

また、米欧経済指標は力強さに欠けるものが多く、
週末にかけては次第にリスク警戒ムードも広がり、
ドル円は102円台を維持できず失速する動きとなりました。



来週のイベントとしましては下記が予定されています。
※予定は変更されることがあります。

19日(月)
バーナンキ前FRB議長、講演
ダラス連銀総裁・サンフランシスコ連銀総裁、パネル討論会出席

20日(火)
英消費者物価・生産者物価(4月)
カーニー英中銀総裁、講演
NY連銀総裁・フィラデルフィア連銀総裁、講演

21日(水)
日本貿易収支(4月)
日銀会合・黒田日銀総裁、記者会見
英中銀議事録
米FOMC議事録
イエレンFRB議長・NY連銀総裁・カンザスシティー連銀総裁、講演

22日(木)
日銀月報
中国HSBC製造業PMI速報(5月)
独・ユーロ圏製造業PMI速報(5月)
米新規失業保険申請件数(17日までの週)
米中古住宅販売・景気先行指数(4月)
欧州議会選挙(25日まで)

23日(金)
独Ifo景況感指数(5月)
米新築住宅販売件数(4月)

25日(日)
ウクライナ大統領選挙



先週も書きましたが、「Sell in May」という
米国の相場格言があるように、米国株は5月に
株安の動きとなる傾向があります。

先週の動きからは今年も再現リスクが高まってきています。


来週は週末25日に注目のウクライナ大統領選が予定されており、
選挙に向けた地政学リスクの高まりや、ロシアと米欧の対立なども、
日米の株安と円高を後押しさせる材料として意識されそうです。


一方で国内では20~21日に、日銀金融政策決定会合が開催されます。

追加緩和は、5月30日に発表される4月の消費増税の影響を受けた
日本の4月のインフレ率や6月に予定されている
安倍政権の新成長戦略を確認した後の、
6月12~13日、もしくは7月14~15日開催の日銀会合で
決定されると予想が多数をしめており、
現状は追加緩和の見送りや、総裁会見での先行き緩和の期待後退などにより、
失望の円高の動きが警戒されています。

しかし、20~21日の開催前に、円高・株安が加速しているようですと、
何らかの政策措置や先行きの緩和示唆が講じられる
サプライズの可能性も想定されます。


来週は株価の調整が強まるようでしたら、
ドル円も更に下落が予想され、ここしばらく下値を支えている
101円を下抜けると、一旦100円を目指す動きも考えられます。
また、日銀会合で円安材料がでてこないようですと、
100円割れの動きも想定しておきたいところです。


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