【FX市況情報】2011年12月21日 FX市況情報 2011年12月21日 本日の東京市場は前日の海外市場で株式が大幅反発した流れを受け、 株式が上昇、為替ではドル安・円安とリスク選好ムードが広がり、 ユーロドルは1.3080付近から1.3120レベルへ、 ユーロ円は101.80円から102.20手前まで水準を上げました。 また資源国通貨も堅調で、豪ドル円は78.80円台まで上昇しています。 【主要通貨の過去5日間平均トレンド】 NZドル > 豪ドル > ポンド > ユーロ > 円 > ドル 【各通貨ペアのテクニカル分析による見解】 【ドル円】 上値を切り下げる展開となっており、やや頭の重い印象を受けますが、 昨晩の安値は77.70円で反発となっており、 77.70~77.80円のサポートは強いように感じます。 ここ数日は方向感がなく、 今は77.60~78.15円付近のレンジを想定しています。 11/18安値からのアップトレンド(77.45円付近に位置)を割り込むまでは 大きく崩れることはないと見ていますが、 もしトレンドブレイクとなるようでしたら、買いは注意が必要だと思います。 【ユーロ円】 昨日は欧州時間に数日続いていたレンジを上方ブレイクし、 一時102.16円まで買われました。 ただ、その後は一時101.60円まで下落する場面もありましたが、 これまでのレンジ上限付近がサポートになり、再度買われる展開となっています。 短期トレンドはやや上向きとなってきていますので、 目先は買い戻しが入りやすいように思います。 昨日の東京市場と同じように本日もほとんど動かず、 昨晩の高値102.16円と上昇後の安値101.60円の間での動きを想定していましたが、 11/25安値102.48円付近やレンジ幅の倍返しである102.70円付近が 上値目標となっています。 【ポンド円】 気のは想定していましたレンジ上限の121.15円付近を上抜けてからは 急激に買われる展開となり、122.15円まで一時買われました。 現在は高値もみ合いとなっており、121.65~122.15円の範囲で収まっていますが、 昨晩の高値を上抜く展開となれば、目先は122.50円付近までの上昇も考えられます。 逆に121.50円付近を割れる展開の場合は買いは警戒が必要だと思います。 【豪ドル円】 昨日書きましたが、ネックラインを12/16高値77.98円とした場合の ダブルボトムのターゲットである78.85円も達成し、 現在は79円台に乗せてきています。 昨日の朝の安値から200pipsの上昇となっており、 短期的にはやや過熱感がでていますが、まだ上値を追うようですと ここからの上値目処としましては、 まずは12/8高値80.12円と12/15安値76.96円の 76.4%戻し79.38円付近(12/10高値79.33円も近い)が考えられます。 流れは押し目買い優勢となっていますが、 まだ上昇止まらないので、押しの判断がしにくいところですが、 今の感じで考えますと、78.50~78.70円付近が まずは押し目のポイントと考えています。 よろしければ、ご参考にして下さい。 PR