【FX市況情報】2011年12月6日 FX市況情報 2011年12月06日 ドル円は現在77.80円付近での推移となっていますが、 早朝の安値77.68円が9時すぎにつけた安値の サポートになったように、77.70円付近は堅そうに思えます。 11/18安値からのアップトレンドをサポートラインとして、 再度高値を目指す展開を期待したいですが、 本日の安値を更新し、77.65円付近を割ってくる展開となれば、 売られやすくなることも考えられますので、その点は注意しておきたいです。 尚、12時30分にオーストラリア準備銀行(RBA)は、 政策金利を4.50%から0.25%引き下げて、4.25%に決定した発表しました。 ■12/6 12:30 RBA、市場予想通り政策金利を25bp引き下げ4.25%に ■12/6 12:38 (速報)豪ドル、売りで反応 RBAの金利発表後に ----------------------------------------------- 大方の予想通りの0.25%の利下げとなりましたが、 声明内容が弱かったことで豪ドル売りがやや強まっています。 豪ドル円は79.23円まで、豪ドル/米ドルは1.0183まで一時下落しました。 声明では 「世界経済成長の鈍化が指摘されており、 政策金利を小幅に引き下げる余地がある」 「中国の成長鈍化や欧州問題が懸念材料。」 「インフレは2012年、2013年に中銀目標に合致する公算とされ、 足元のインフレ圧力は商品価格の低下で抑制されている。」 としています。 現在、豪ドル円は79.35円付近で推移していますが、 週末の安値、昨日の安値を割りこんでいる状況で、 まだ下値追いの展開も考えられます。 昨日も書かせて頂きましたが、調整の目安としては 11/25安値と週末高値をフィボナッチで計算しました 23.6%押し 79.17円 33.3%押し 78.61円 38.2%押し 78.33円 50.0%押し 77.65円 となり、33.3%押しである78.61円付近まで(12/1安値と近い)は 調整が入る可能性が考えられます。 PR