【FX市況情報】2011年12月2日 FX市況情報 2011年12月02日 昨晩の為替市場は前日の主要6中銀による協調策を好感した リスク回避の巻き戻しの動きが収束しました。 序盤は、前日に急ピッチで上昇したことによる反動から、 利益確定の売りが上値を抑えていましたが、 スペインの国債入札やフランスの国債入札が無事に通過したことで、 ユーロ買いが優勢になる場面もありましたが、 米新規失業保険申請件数が市場予想より弱い内容となったほか、 IMF報道官が「世界経済の見通しはダウンサイドリスクが増している」 「来年1月に向けて景気見通しを下方修正する公算が大きい」と 述べたことが相場の重しとなり、全般的に上値の重い展開となりました。 本日ここまでの動きとしましては、 今晩に米雇用統計の発表(22時30分)を控えていることもあり、 様子見ムードから主要通貨ペアはレンジの動きとなっています。 【主要通貨ペアの想定レンジ】 ドル円:77.60円~77.90円付近 ユーロ円:104.40円~105.10円付近 ポンド円:121.50円~122.50円付近 豪ドル円:78.80円~79.75円付近 ユーロドル:1.3420~1.3510付近 ポンドドル:1.5635~1.5740付近 豪ドル米ドル:1.0150~1.0265付近 【主要通貨の短期強弱トレンド】 豪ドル > NZドル > ユーロ > ポンド > 円 > ドル 【主要通貨の中期強弱トレンド】 ドル > ポンド > ユーロ > 豪ドル > NZドル > 円 PR