【FX市況情報】2011年9月12日 FX市況情報 2011年09月12日 週末金曜日は米大統領による景気・雇用対策発表の好材料で 日中は比較的安定していましたが、 欧州債務問題に対する懸念がこれを打ち消した格好となりました。 金曜日の24時前にドイツ出身のシュタルク専務理事が 辞任する意向をトリシェ総裁に伝えたと発表。 ECB内にギリシャなどへの金融支援策を巡って、 意見対立があるとの見方が浮上しました。 また、ギリシャが近々デフォルトする可能性との観測が浮上するなか、 ドイツ政府がギリシャの破たんに備え、銀行支援計画を準備している ことが明らかになったこともユーロを中心として、 市場全体的にリスク回避の売りが強まりました。 週末のポンド円は3/17につけた安値122.30円の一歩手前、 122.35円まで売られましたが、ここがサポートとして意識されたのか 週末の引け値(6時)は123.20円と安値からは切り返して終了しました。 しかし、週明けの寄り付きは122.64円と大きく下放れて始まり、 その後122.52円まで売られる場面もありましたが、 そこからは徐々に買い戻しが入り、現在は122.90円付近での推移となっています。 本日も3/17安値を割らずに踏ん張れるかが大きなポイントになると思いますが、 まずは本日安値122.52円を割り込む展開には警戒して頂きたいです。 このまま3/17安値とほぼ並ぶ122.35円が安値として残るようであれば、 ここからの買い戻しを期待したいところです。 戻りとしては週末の安値からの戻り高値である 123.20円ラインがポイントとなりそうで、 まずはこのライン付近まで戻せるかに注目です。 デイトレ可能な方で、リスクを軽減されたい方は ここから仮に下落していくようだと122.75円割れ付近での決済も考え、 その後に122.30円ラインでをサポートとした買い戻しがあれば、 再エントリーも検討して下さい。 また123.20円ラインが戻り高値となるようでしたら、いったん決済も検討し、 この123.20円ラインが戻り高値にならずに上抜けて来る展開となるようであれば、 その場合は123.50円~124.00円付近までの戻しを想定しています。 PR