【FX市況情報】2011年8月18日 FX市況情報 2011年08月18日 現在の加ドル円は78.05円付近での推移となっています。 昨晩0時台に77.83円まで売り込まれる場面もありましたが、 日中の安値であった77.79円を割れることなく反発する動きとなり、 引け値では78円台を回復して終了しています。 ドル円、クロス円もそうですが、朝からほとんど動きが無く、 この加ドル円では高安で15pips程と膠着状態にあります。 今晩の米経済指標は主要指標が発表されますので、 それまでは模様眺めとなるかもしれませんが、 突発的なニュース等には気をつけておきたいところです。 加ドル円の上値抵抗ラインとしては78.30~78.50円を想定しており、 このラインを抜けてくるようだと、8/10高値である79.12円を目指す展開となりそう。 逆に下値支持ラインとしては77.60~77.80円を想定しており、 このラインを下抜けてくるようだと、8/13安値77.30円、 さらに下抜けていくようだと8/11安値76.79円を目指す展開も考えられます。 尚、ドル円は特に手掛かりとなる材料はなかったものの、 欧州通貨・資源国通貨に対してドル売り圧力が強まったことを背景に 一時76.38円まで下落しました。 ただ、安値圏では史上最安値76.25円を意識した買いが支えたほか、 政府、日銀による円売り為替介入に対する警戒感が強く下げ渋っていますが、 もしドル円が76.25円を下回った場合にはまだ比較的底堅いクロス円も ドル円の動きに引っ張られる可能性もありますので、 ドル円の動きも合わせて注視しておきたいです。 ドル円は本日の米経済指標が軒並み市場予想を下回った場合や、 現在、市場の注目を浴びているスイスフランとその動向によって、 スイスフラン安が進行し、代替の逃避先として円買いが強まった場合は 史上最安値突破の可能性がありますので注意しておきたいです。 ◆本日予定の米経済指標 21:30 米7月消費者物価指数 21:30 米新規失業保険申請件数 23:00 米8月フィラデルフィア連銀景況指数 23:00 米7月中古住宅販売件数 PR