来週の経済指標(2015年9月7日~9月11日) 来週の経済指標 2015年09月06日 経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む) <7日・月> 週末のG20会合や中国市場の連休が終了 (政策協調の失望や中国不安によるリスク回避の円高と、過度な悲観一服による円安焦点) 15:00 独7月鉱工業生産 (6月低迷の反動回復が焦点。ギリシャ債務危機の一服や資源下落なども支援材料) [カナダ]レーバーデー [米国]レーバーデー <8日・火> 08:50 日7月国際収支統計 (経常黒字の回復傾向が需給面での円高圧力に) 08:50 日4-6月期GDP統計[二次速報] (設備投資停滞などで下方修正警戒。初期反応はリスク回避の円高、その後は政策期待の円安にも) 10:30 豪8月NAB企業景況感指数、企業信頼感指数 (中国減速や資源下落などが重石。懸念ほど悪化しなけければ、短期的な豪ドルの自律反発支援) 15:00 独7月貿易収支/経常収支 18:00 ユーロ圏4-6月期GDP統計[改定値] (過度な欧州減速懸念の抑制がユーロ下支えも) 23:00 米8月労働市場情勢指数[LMCI] 23:00 米8月雇用トレンド指数 (8月の雇用統計は伸び悩み。ただし、低迷は織り込みで、底堅さが示されるとドルを下支え) 26:00 米財務省3年債入札 (FRBの9月利上げ警戒が残るなか、入札低調なら金利上昇とドル高に) 時間未定 中国8月貿易収支 (深刻な景気減速への警戒根強い。人民元切り下げ効果などで輸出復調なら過度なリスク回避一服) <9日・水> 10:30 豪7月住宅ローン約定件数、投資貸付 (中国減速や資源下落などが重石。懸念ほど悪化しなけければ、短期的な豪ドルの自律反発支援) 17:30 英7月鉱工業生産、製造業生産、商品貿易収支 (7月までは英国の経済復調。ポンドの単発的な調整反発材料にも) 21:15 加8月住宅着工件数 21:30 加7月住宅建設許可 23:00 カナダ中銀、政策金利発表 (最新8月のカナダ雇用指標は改善。ただし、基本は原油下落や中国などの新興国減速が重石) 23:00 米7月雇用動態調査[JOLT] (前週末の8月雇用統計で7月分は上方修正されていた) 24:00 EIA週間石油在庫統計 (在庫調整が進展していれば、原油相場の持ち直しと資源国通貨の自律反発を支援) 26:00 米財務省10年債入札 (FRBの9月利上げ警戒が残るなか、入札低調なら金利上昇とドル高に) <10日・木> 06:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表 (会合に向けては利下げ思惑がNZドルを圧迫。実際に利下げなら材料出尽くしでNZドル上昇も) 10:30 中国8月消費者物価指数、生産者物価指数 (物価低迷によるデフレ懸念と、利下げ余地の確認によるリスク選好の両にらみ) 10:30 豪8月雇用統計 (中国減速や資源下落などが重石。懸念ほど悪化しなけければ、短期的な豪ドルの自律反発支援) 20:00 英中銀、政策金利発表 20:00 英金融政策委員会、議事要旨公表 (中国などの世界減速懸念で利上げ時期が後ズレも。会合まではポンドの戻り売り材料に) 21:30 米新規失業保険申請件数 (前週までは息切れ悪化。減速継続と夏休み明けによる反動改善=申請減少をにらむ) 26:00 米財務省30年債入札 (FRBの9月利上げ警戒が残るなか、入札低調なら金利上昇とドル高に) <11日・金> 15:00 独8月消費者物価指数[確報] (物価下げ止まりが早期のECB緩和期待を抑制も。ユーロ下支え要因) 17:30 英7月建設支出 (7月までは英国の経済復調。ポンドの単発的な調整反発材料にも) 21:30 米8月生産者物価指数 (原油安一服などで物価下落歯止めも。現状からの米債金利の低下とドル安を抑制) 23:00 米9月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報] (株安や雇用伸び悩みなどが悪材料。一方で賃金復調や資源下落、新学期セールなどで打たれ強さも) PR