来週の経済指標(2015年7月20日~7月24日) 来週の経済指標 2015年07月18日 経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む) <20日・月> [日本]海の日 (日本休場の場合、ちょっとした悪材料が出るとリスク回避の円高仕掛けが入りやすい) 17:00 ユーロ圏5月経常収支 (ユーロ安の累積効果などで黒字拡大ならユーロ下支え) ギリシャ、ECBへ約35億ユーロの返済期限 (無事に償還となれば、ユーロ下げ止まりやリスク選好の円安支援) 米企業決算=ハリバートン、モルガン・スタンレー (これまでの決算は金融を中心に良好。株高の過熱調整につながる決算失望は警戒) <21日・火> 10:30 豪中銀理事会、7月議事録 (中国懸念などで先行き利下げ示唆なら豪ドル安。当面の様子見が示されると豪ドル高に) 26:00 カーニー英中銀総裁、講演 (来年にかけての利上げ地ならし前進ならポンドの押し目買いを支援) 米企業決算=IBM、ユナイテッド・テクノロジーズ、アップル、マイクロソフト (ハイテク決算は期待高まる。その分だけ失望や好材料の出尽くしは警戒) <22日・水> 10:30 豪4-6月期消費者物価指数 (資源下落や中国減速などで物価下落の圧力。ただし、豪ドル安は過度な物価低下を抑制) 12:05 スティーブンス豪中銀総裁、講演 (中国懸念などで先行き利下げ示唆なら豪ドル安。当面の様子見が示されると豪ドル高に) 17:30 イングランド銀行[英中銀]議事録 (ギリシャ危機の最中だけに利上げ票が消滅も。一方で来年の利上げ観測がポンド下支え) 23:00 米6月中古住宅販売件数 (割安物件の品薄化や利上げ警戒などにより、駆け込み的な住宅需要が改善支援) ギリシャ、資産売却基金の設立を含む第2の改革案の法制化が必要 (法制化が進展すれば、ユーロ下げ止まりやリスク選好の円安支援) <23日・木> 06:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表 (会合までは利下げ警戒がNZドル安材料に。利下げの場合は材料出尽くしの短期反発も焦点) 08:50 日6月貿易収支[通関統計] (夏季に向けた資源輸入の増加や、中国向けなどの輸出停滞が赤字押し上げも。円高を抑制) 17:30 英6月小売売上高 (雇用・賃金の改善傾向や住宅改善などにより、英国の内需は持ち直し傾向) 20:00 トルコ中銀、政策金利発表 (ギリシャ危機一服などで現状維持なら、トルコ・リラの反発地合いを支援) 21:30 米新規失業保険申請件数 (前週は改善の減少が再開。夏季の工場メンテナンスや設備更新による雇い止めは警戒) 時間未定 南ア中銀、政策金利発表 (利上げならランドを支援。見送りによるランド安リスクも排除はできず) <24日・金> 07:45 NZ6月貿易収支 (食品価格下落や中国減速などが赤字要因にも.。NZドル安による赤字歯止め度合い焦点) 10:45 中国7月財新メディア製造業PMI[速報] (株価対策などで持ち直しなら、資源国通貨高とリスク選好の円安を支援) 16:30 独7月製造業/非製造業PMI[速報] 17:00 ユーロ圏7月製造業/非製造業/総合PMI[速報] (ギリシャ債務危機が悪材料となるも、その後の危機後退の反映度合いが焦点) 22:45 米7月製造業PMI[速報] (米国株の堅調さや内需改善、ギリシャ・中国危機の小康、原油再下落などがプラス要因) 23:00 米6月新築住宅販売件数 (雇用の質改善、新世帯形成の増加、利上げ前の駆け込み需要などが住宅市場を支援) PR