来週の経済指標(2015年7月13日~7月17日) 来週の経済指標 2015年07月12日 経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む) <13日・月> 22:00 ユーロ圏財務相会合[ユーログループ、ブリュッセル] (12日までにギリシャ問題進展ならユーロ高や円安が持続。難航や新たな問題浮上も警戒) 時間未定 中国6月貿易収支 (日米欧経済の復調や人民元安による輸出の持ち直し焦点。中国悲観の持続と一服を左右) <14日・火> 10:30 豪6月NAB企業景況感指数、NAB企業信頼感指数 (雇用や住宅は改善傾向。6月はギリシャや中国懸念が重石にも) 14:00 日銀、政策委員会・金融政策決定会合[15日まで] (中国・ギリシャ問題が一服なら影響限定。混乱激化なら今後の政策対応に注目集まる) 16:00 EU財務相理事会[ブリュッセルで] (12日までにギリシャ問題進展ならユーロ高や円安が持続。難航や新たな問題浮上も警戒) 17:30 英6月消費者物価指数 (賃金上昇や住宅改善などが物価の下げ止まりを支援。ポンド反発などで物価伸び悩みも) 18:00 ユーロ圏5月鉱工業生産 (5月まではユーロ安や金利低下、量的緩和の効果などが下支え) 18:00 独7月ZEW景況感指数 (ギリシャ債務危機や中国株安などが悪材料。打たれ強さも焦点) 21:30 米6月小売売上高 (自動車などの5月改善の反動減速警戒。原油下げ止まりはガソリンスタンドの売上支援) 米企業決算 JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソン・エンド・ジョンソン (銀行収益は金利上昇による利ザヤ改善やトレーディング収益などがプラスに) <15日・水> 09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに結果発表、展望リポートの中間評価公表] (中国・ギリシャ問題が一服なら影響限定。混乱激化なら今後の政策対応に注目集まる) 15:30 黒田日銀総裁、記者会見 (中国・ギリシャ問題や原油安が物価改善の重石に。失望円高と追加策示唆の円安焦点) 11:00 中国4-6月期GDP統計、6月小売売上高、6月鉱工業生産 (悪化警戒も、減速度合いを指標で精査したあとの景気対策に期待感) 17:30 英6月雇用統計、英5月ILO失業率 (英国の雇用は改善傾向。ギリシャ不安ポンド反発などによる伸び悩みは警戒) 21:30 米6月生産者物価指数 (原油下げ止まりや内需復調などが物価の低下を抑制。ドルを下支えも) 21:30 米7月ニューヨーク連銀製造業景況指数 (ギリシャ・中国問題や株安、FRB利上げ警戒などが重石。打たれ強さも焦点に) 22:00 加6月中古住宅販売件数 (先行指標の成約指数は連続改善から鈍化。中古販売は改善傾向も反動減速は警戒) 22:15 米6月鉱工業生産 (6月はISM製造業景況指数などが持ち直しを示していた) 23:00 イエレンFRB議長、下院金融委員会で半期に一度の議会証言 25:25 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演 27:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック] 28:00 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、経済見通しについて講演 (ギリシャ・中国問題や米雇用の伸び悩みなどを受けた利上げ時期のヒントが焦点に) 米企業決算 バンク オブ アメリカ、インテル、ヤフー (6月後半からの株安や決算鈍化懸念により、期待値のハードルは下がる) <16日・木> 07:45 NZ4-6月期消費者物価指数 (伸び鈍化なら、改めて23日NZ中銀会合での利下げが意識される) 20:45 欧州中央銀行[ECB]金融政策発表 21:30 ドラギECB総裁、記者会見 (中国・ギリシャ問題が一服なら影響限定。混乱激化なら今後の政策対応に注目集まる) 21:30 米新規失業保険申請件数 (前週は独立記念日の連休要因などで増加=悪化。反動改善=減少が焦点) 23:00 米7月フィラデルフィア連銀景況指数 (ギリシャ・中国問題や株安、FRB利上げ警戒などが重石。打たれ強さも焦点に) 23:00 イエレンFRB議長、上院銀行委員会で半期に一度の議会証言 23:00 米7月NAHB住宅市場指数 (雇用の質改善や利上げ前の駆け込み、9月新学期前の引越し需要などがプラス材料) 27:00 カーニー英中銀総裁、講演 (来年にかけての利上げ示唆ならポンド高。ギリシャ・中国に懸念表明なら利上げ後退) <17日・金> 17:00 欧州中央銀行[ECB]景気予測専門家調査 (ギリシャ問題などで下方修正ならユーロ安。ただし、前週にIMFは欧州に前向き予想) 21:30 加6月消費者物価指数 (6月の雇用指標は改善。通貨安も物価下げ止まりを支援も) 21:30 米6月住宅着工件数 (前月までの改善の反動鈍化警戒。雇用の質改善や利上げ前の駆け込み需要が下支え) 21:30 米6月消費者物価指数 (6月の賃金は伸び悩み。資源下げ止まりや内需回復などが過度な低下を抑制) 23:00 フィッシャーFRB副議長、講演 (ギリシャ・中国問題や米雇用の伸び悩みなどを受けた利上げ時期のヒントが焦点に) 23:00 米7月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報] (ギリシャ・中国問題や株安、FRB利上げ警戒などが重石。雇用回復は支援) PR