来週の経済指標(2014年9月15日~9月19日) 来週の経済指標 2014年09月14日 経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む) <15日・月> 18:00 ユーロ圏7月貿易収支 (貿易黒字の維持がユーロ下支えも) 21:30 米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数 (同じ9月速報ではミシガン大消費者信頼感が14カ月ぶり高水準) 22:15 米8月鉱工業生産 (8月ISM製造業景況指数の生産は2010年5月以来の高水準。自動車鈍化は懸念) [日本]敬老の日 (日本休場の場合、少しでもリスク回避の材料が出ると円高仕掛け加速のパターンも) <16日・火> 10:30 豪中銀、理事会議事録公表 (改めて利下げ観測後退なら調整的な豪ドル反発も。豪ドル高牽制の緩和も焦点) 14:30 黒田日銀総裁、大阪市で講演 16:45 黒田日銀総裁、記者会見[大阪市] (前週は追加緩和の示唆や円安是認の発言が円安材料に。こうした発言の織り込みも進む) 17:30 英8月消費者物価指数 (資源下落や住宅価格抑制、過去のポンド高の累積効果などで物価が落ち着きも) 18:00 独9月ZEW景況感指数 (ユーロ安効果やECB緩和強化、米国回復による下げ止まり焦点) 21:30 米8月生産者物価指数 (資源下落やドル高などが物価を抑制。金利上昇に歯止めなら調整ドル安に) 米連邦公開市場委員会[FOMC、17日まで] (利上げ前倒し示唆の思惑がドル下支え。FOMC前のポジション調整によるドル安は警戒) <17日・水> 07:45 NZ4-6月期経常収支 (4−6月に貿易収支は黒字が拡大。NZドル高の影響は懸念) 17:30 英中銀、金融政策委員会議事録公表[9月] (利上げ賛成票の存在がポンド下支え。賛成票増加ならポンド高支援) 17:30 英8月雇用統計、英7月ILO失業率 (過去のポンド高や欧州減速、利上げ警戒などによる鈍化警戒) 21:30 米8月消費者物価指数 (資源下落や賃金低迷などが物価を抑制。賃貸家賃の上昇などで低下も限定) 23:00 米9月NAHB住宅市場指数 (金利上昇の影響は懸念も、利上げ前の駆け込み需要は上振れ材料) 27:00 米連邦公開市場委員会[FOMC]声明・経済見通し発表 27:30 イエレンFRB議長、記者会見 (利上げ前倒し示唆ならドル高持続。過度な利上げ観測後退や材料出尽くしは注意) <18日・木> 07:45 NZ4-6月期GDP統計 (4-6月の経済指標は持ち直し傾向) 08:50 日8月貿易収支[通関統計] (夏季要因による資源エネルギーの輸入増が赤字要因に。円安地合い支援) 10:30 中国8月住宅価格 (根強い下落傾向がリスク回避の材料にも。豪ドルなどの資源国通貨の懸念材料) 16:30 スイス中銀、政策金利発表 (前週はマイナス金利検討の報道でスイス・フランが下落。先送りなら反発も) 18:15 欧州中央銀行[ECB]がTLTRO初実施の結果発表 (規模が限られると欧州の金融不安緩和。調整ユーロ高を支援) 21:30 米8月住宅着工件数 (前月の急増は集合住宅が牽引。反動減速のリスク) 21:30 米新規失業保険申請件数 (前週は連休による季節調整で悪化。反動回復が焦点) 23:00 米9月フィラデルフィア連銀景況指数 (同じ9月速報ではミシガン大消費者信頼感が14カ月ぶり高水準) スコットランドの英国からの独立を問う住民投票 (結果判明までは一喜一憂。独立反対派が優勢ならポンド高に) <19日・金> 15:00 独8月生産者物価指数 (資源下落が物価を抑制。ECB追加緩和期待を支援ならユーロ圧迫) 19:00 欧州中央銀行[ECB]、3年物流動性供給オペ[LTRO]資金の返済を発表 (返済が増加なら欧州の金融不安後退。短期調整的なユーロ反発にも) 21:30 加8月消費者物価指数 (景気回復などで物価の下落一服。カナダ・ドルを下支え) 23:00 米8月景気先行指数 (年末商戦にかけての回復持続のシグナル注目。ドル高の持続性を左右) <20日・土> 20カ国・地域[G20]財務相・中央銀行総裁会議[21日まで、ケアンズ] (円安やユーロ安への牽制焦点。円安不満が限られると円安地合いを支援) ニュージーランド総選挙 (総選挙前はイベント警戒のNZドル下落リスクも) ※GMOクリック証券 MarketWin24 参照 PR