テクニカル分析の基礎~大前提となる3原則~ テクニカル分析の基礎 2014年03月22日 テクニカル分析とは過去に発生した価格の変化から将来の価格の変化を 予想・分析しようとする手法の一つです。 そして、テクニカル分析を行う上で大前提(定義)となっているのが、 以下の3原則になります。 これは是非とも覚えて下さい。 ≪テクニカル分析の3原則≫ ①市場の動きは全てを織り込む 「市場の動きはすべてを織り込む」こそ、 テクニカル分析の最重要視される定義です。 市場価格に反映されるものは需給関係であれ心理的なものであれ、 何でも価格に反映されています。 つまり、価格の動き(チャート)を研究する事で 市場(相場)の状況が解ることになります。 マーケットの動きは全てを織込んでいる、そう考えてテクニカル分析を行います。 ②価格の動きはトレンドを形成する トレンドの概念は、テクニカル手法において欠くことのできないものです。 相場には必ず流れ(トレンド)があり、価格の動きをチャートで追う目的は、 トレンドを早い段階で確認して、そのトレンドのなかで取引することにあるからです。 また、トレンドはブレイク(壊れない)されない限り、その流れが続きます。 ③歴史は繰り返す 人間心理は変わらないという前提から、 将来は過去の繰り返しにすぎないということであり、 将来を予測するには過去を研究することが重要だという考え方です。 チャート・パターンなどはその例に挙げられます。 以上がテクニカル分析の3原則となります。 それでは次に、テクニカル分析を行う上での基礎でもあり、 なお且つもっとも重要なトレンドについて解説していきます。 PR